写真●デヂエの画面(クリックで拡大表示)
 サイボウズは9月26日、ナレッジ・マネジメント・ソフトの新版「サイボウズ デヂエ 4.0(写真)」を10月14日に発売すると発表した。データの蓄積・分析機能に加え、ワークフロー機能を併せ持つのが特徴。ユーザーはWebブラウザで操作する。

 新版では、“案件リスト”や“クレーム処理”といった管理データのテンプレートにあたる「ライブラリ」を簡単に作成するためのウィザードを用意し、ライブラリ間のデータ連携機能、ワークフロー機能を強化した。従来版でも備えていた承認者への電子メールによる通知機能は、データの追加時や編集時などユーザーが設定する条件によってメールの送信相手を設定できるようにした。登録したデータにユニークな番号を自動的に割り振る機能も加えた。

 他社製品との違いについて、山本勝Dプロジェクト プロジェクトマネジャーは、「簡易版のナレッジ・マネジメント・ツールという位置付けで、機能の豊富さよりも、導入のしやすさや使い勝手のよさを売りにしている」という。そのため、「部門内の営業データなどをエクセルを使って管理しているユーザーなどが販売対象」と語る。

 ワークフロー機能は同社製のグループウエア「サイボウズ Office」などでも使える。山本プロジェクトマネジャーは、「デヂエのワークフローは、ユーザーによるカスタマイズがしやすく、蓄積した承認データの分析機能などが優れている。半面、ユーザーが最初にワークフローを作成したり、設定したりする手間がかかる。サイボウズ Officeのワークフローはユーザーの設定なしですぐに使えるのがメリットだ」という。

 デヂエがはWindows NT/2000/XP、Solaris 7/8、FreeBSD 4、LinuxのKernel 2.2/2.4で動作する。価格は、20種類の「ライブラリ」を使用する場合で10万円から、ライブラリ数が無制限の場合で60万円である。

(鈴木 孝知=日経コンピュータ)