UFJグループの持ち株会社であるUFJホールディングスは9月29日、グループのIT子会社であるユーフィットの分割・再編について発表した。今回の分割・再編の狙いは、「経営資源の集中によるグループ向けIT基盤の強化」(UFJホールディングス広報部)だという。
まず来年4月をメドに、ユーフィットが手掛ける業務のうち、UFJグループ向けのシステム企画業務を、「UFJ情報システムズ(仮称)」に移管する。UFJ情報システムズは、UFJホールディングスの100%子会社として、ユーフィットから分離させる。UFJ銀行をはじめとするグループ各社のシステム企画を、この新会社が担当する。同時に、ユーフィットの株式の50%超をシステム・インテグレータのTISに譲渡する。ユーフィットは、UFJグループ向けのシステム開発やアウトソーシング業務に加え、UFJグループ以外の企業のシステム開発案件を、TISの子会社として手掛けていく。
UFJグループ向けのシステム開発やグループ以外の事業をTISに譲渡することで、ユーフィットのシステム・インテグレータとしての力を向上させる。ユーフィットの子会社化で、TISは「UFJグループ向けのシステム開発やアウトソーシング事業の強化を目指す」(TIS企画部)。名古屋市に本社を構えるユーフィットを子会社化することで、中部地方での事業拡大も視野に入れている。
UFJグループは現在、UFJ銀行やUFJ信託銀行などのグループ企業を通じて、ユーフィットの株式の約63%を保有している。この持ち分の50%超をTISに譲渡する計画で、調整を進めている。ユーフィットはUFJ銀行向けの業務として、主に情報系システムを開発してきた。UFJ銀行の勘定系にかかわるシステムを開発しているUFJ日立システムズは、今回の事業再編の対象外。
ユーフィットは1970年に東海銀行系の計算受託会社として発足。2002年に三和銀行と東海銀行が合併してUFJ銀行が誕生したのに先がけ、2001年に三和銀行のシステム部門が合流して現在に至っている。





















































