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写真=的野 弘路

 「オープン化の進展に伴って、ハードの低価格がいっそう進むことは避けられない。もう多くの人数をかけて1台の大型機を売る時代ではない。そうした意味で当社を含むサーバー・ベンダーは、かつてメインフレーマが経験したのと同じ苦しみを味わっている」。こう語るのは、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の樋口 泰行社長兼COO(最高執行責任者)。「今後は内部のオペレーション効率をとことん上げて、低価格競争に打ち勝つ体制を築かなければならない」と説く。

 今年5月に就任した樋口社長は、「ハイテク・ローコスト」のスローガンを全社的に掲げ、業務改革に取り組む。「お客様に現在訴求するのは価格だけ。価格が安くなければ、いくら技術が優れていてもお客様は振り向かない」と判断し、効率アップに邁進する。

 樋口社長は、今年11月からの新会計年度を機に社内体制の改革をいっそう進める腹づもりだ。営業部隊を産業別に再編し、効率を上げる。直販チャネルとパートナー経由の間接販売チャネルの連携も強める。これまで旧HPと旧コンパックに分かれていたサポート体制も一本化する。樋口社長は「各部門のトップには40代の若手を登用し、業務プロセスを抜本的に変えさせる」と意気込む。

星野 友彦=日経コンピュータ