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写真●日本ネットワーク・アプライアンスのFAS980/980c
写真●日本ネットワーク・
アプライアンスの
FAS980/980c
 ストレージ機器大手の日本ネットワーク・アプライアンスは12月9日、ネットワークに接続して利用するディスク・ストレージの新製品「FAS980/980c(写真上)」と「NearStore R200(写真下)」を発表した。両製品とも、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)とNAS(ネットワーク接続型ストレージ)の両用タイプ。出荷開始は2004年1月。

写真●同NearStore R200
写真●同NearStore R200
 FASはSCSIディスクを使ったディスクアレイ・ストレージ。980/980cはFASシリーズの最上位機種になる。980のディスク容量は最大32Tバイトで、ギガビット(Gb)のイーサネット・インタフェースを6個まで、SANとの接続に使うファイバ・チャネル(FC)・インタフェースを2個まで装備できる。

 980cは2台の980を接続して利用することで、一方に障害が起きた際に、もう一方で処理を続けさせるフェイル・オーバーを可能にする。2台構成で使った場合の合計ディスク容量は最大64Tバイトで、Gbイーサネット・インタフェースを14個まで、FCインタフェースを8個まで装備可能。価格は980の場合で4500万円から。

 NearStore R200はSCSIディスクに比べて安価な、ATAディスクを使ったディスクアレイ・ストレージ。バックアップ・システムなどでの利用を想定している。ディスク容量は8T~96Tバイト。8Tバイト単位で増設可能。Gbイーサネット・インタフェースを5個まで、FCインタフェースを2個まで装備できる。価格は2500万円から。

 欧米では金融機関や医療機関などを中心に、法令によって電子データを長期に保存しなければならなくなっている。膨大なデータの保管用に、NearStoreなどのATAディスクを使ったストレージ装置の需要が伸びている。鈴木康正社長は、「今後日本でも、同様の電子データの保管に関する法規制が入って、市場の拡大が見込まれる」という。

(鈴木 孝知=日経コンピュータ)