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 テープ・ライブラリ装置大手の日本ストレージ・テクノロジーは2月12日、シリアルATAディスクを使ったストレージ装置の新製品「BladeStore B220/B280」の出荷を開始した(写真)。ATAディスクは、現在主流のSCSIディスクに比べて安価なため、バックアップ用途などで利用が増えている。

 特にB220/B280に採用したシリアルATAは、ATA規格のなかでも新しいインタフェースの規格。クライアント・パソコンのHDDに採用され始めたのが昨年なかばからで、企業システム向けのストレージ装置に搭載するのはまだ珍しい。

 シリアルATAを使った製品は、従来のパラレルATAを使った製品よりもデータ転送が高速なことが特徴。シリアルATAのデータ転送速度は現状で150Mバイト/秒、すでに600Mバイト/秒までの規格がすでに決まっている。それに対して、パラレルATAのデータ転送速度は最大100Mバイト/秒である。

 B220の最大容量は28Tバイトで、2Gビット/秒のファイバ・チャネル(FC)・インタフェースを4基備える。B280はそれぞれ56Tバイト、8基となっている。価格は最小構成(750Gバイト)の場合でB220が565万円から、B280が1400万円からである。

 ストレージテックは同日、災害対策システム用の通信装置「MirrorStoreレプリケーション・アプライアンス」を5月6日から出荷することを発表した。MirrorStoreは複数のストレージ装置に保存したデータを一括して、別のストレージ装置に複製したりバックアップしたりすることができる。MirrorStore自体はHDDを持たない。事業所内にあるストレージ装置同士のデータ・バックップだけでなく、IPネットワークを使った遠隔地バックアップも可能。価格は506万3000円からである。

(鈴木 孝知=日経コンピュータ)