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 日本ヒューレット・パッカード(HP)とマイクロソフトは、ハイエンド向け64ビット・データベース市場での協業を強化すると発表した。マイクロソフトの次期データベース製品「SQL Server 2005(開発コードネームはYukon)」を、Itanium 2搭載のHPのハイエンド・サーバー「HP Integrity サーバSuperdome」に搭載して、大規模データベース・システムを構築。両社が共同で検証を行う。

 HPは約6億円、マイクロソフトは最低でも50人月以上を投入する。検証の期間は2004年3月から2005年1月までの11カ月。「われわれが製品の将来に対してきちんと投資することで、顧客企業が現行製品を安心して利用できるようにする」(マイクロソフト サーバー プラットフォーム ビジネス本部 アプリケーションインフラストラクチャ製品グループの深瀬正人シニアプロダクトマネージャ)。

 特徴的なのは、「単なる技術検証ではなく、実践的な手法を取り入れている」(深瀬氏)こと。SQL Serverの新機能やフェイルオーバーなどの技術的な検証に加えて、複数の顧客のシステムを模してアプリケーションを構築し、実際にパフォーマンスが出るか、移行方法はどのようにしたらよいかといった検証を行う。「こうした検証方法を導入したのは、全世界で日本が初めて。成果は米国本社にフィードバックして今後の製品開発に役立てることで、日本国内の顧客企業に対してメリットを提供できる」(同)。

(広岡 延隆=日経コンピュータ)