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 富士通は4月22日、日本経済新聞が同日朝刊の1面で報じた「情報システム国内大手 IBMサーバー調達」について、否定するコメントを発表した。日経新聞の記事は、NEC、富士通のグループ企業が日本IBMと提携してIBM製のメインフレーム、UNIXサーバー、パソコン・サーバーを販売するというもの。

 これに対して富士通は、「当社グループ企業が、『サーバー製品全般の供給を受け、IBMブランドで販売する』ことについて日本IBMと交渉を行なっている事実はありません」と否定した(発表文はWebサイトに掲載)。

 一方、日経新聞記事にあるNECの子会社、NECトータルインテグレーションサービス(NTIS、旧NEC東芝情報システム)が、日本IBMと提携し、IBM製サーバーを販売していくのは事実である。

 NTISがIBM製サーバーを販売するのは、Javaのソフト部品で構成する業務アプリケーション「CGAA Solution」を拡販するのが目的。「新規顧客を開拓しようとするとIBM製のサーバーを使いたい、と言われることが多い。顧客の要望に応じてIBM製サーバーも提供する」(NTIS広報)。

 といはいえ、NTISは個別の案件において、これまでもIBM製サーバーを提供してきた。NECも顧客の要望に合わせて他社製サーバーを提供することは以前からやっており、「珍しいことではない」(NEC広報)という。

坂口 裕一=日経コンピュータ