MTVジャパンは7月14日、町中で聞いた楽曲名などを電子メールで教えるサービスを開始した。サービス名は「MTV Music Finder powered by SHAZAM」。ユーザーが街中で流れている音楽を携帯電話のマイクで20秒ほど拾うと、音声認識技術を使って、楽曲を認識し、ユーザーに通知する(下の参照)。

 ボーダフォンのコンテンツ・サービス「Vodafone Live!」の公式メニューとして、月額315円(税込み)で提供する。認識した楽曲の着メロも提供する。ヤマハ、システム開発会社のシステム・ケイと共同で運営する。

 同サービスは、英シャザーム・エンタテインメントが開発した音声認識技術を採用した(関連記事)。拾った音声は0.4秒程度の細切れに分解し、それぞれの特徴点を抽出する。雑音が多い環境でも、数カ所の特徴点を組み合わせることで楽曲を認識できる。

 楽曲のマッチングに使うため、センター側の100台のパソコン・サーバーに、洋楽を中心とした約200万曲のデータを用意している。MTVが放送する洋楽の95%は認識できるという。邦楽についても、今後データベースを整備することで、ヒット・チャートに載った楽曲の90%を認識できるようにする。

 シャザームは英国で2年前からサービスを開始したのを皮切りに、米国など12カ国で既に同様のサービスを展開している。同社のジェリー・ルーストCEO(最高経営責任者)は「日本ではボーダフォン以外の携帯電話事業者とも交渉中。ラジオ局や音楽配信事業者とも提携関係を広げたい」と語る。

本間 純=日経コンピュータ

電子メールに書かれたURLをクリックすると着メロなどが入手できる
電子メールに書かれたURLをクリックすると着メロなどが入手できる