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 日本生命保険の情報システム子会社であるニッセイ情報テクノロジー(ニッセイIT)は、日本生命で利用しているものを基にした、一般企業向けのナレッジマネジメント・システムの開発・販売を開始した。「応答照会・ノウハウ蓄積ソリューション」という名前で提供する。

 このシステムは、主に照会データベース、問い合わせ、Q&A登録の三つの機能で構成する。具体的には、よくある質問とその回答についてはデータベースに登録しておき、質問に応じて表示できるようにする、Webのフォームを利用して質問を問い合わせできる、問い合わせの多い質問を照会データベースに追加することなどだ。Webのフォームを通じた問い合わせは、問い合わせ担当者が分からない場合には、質問内容に詳しい業務担当者などにWeb経由で質問を転送することができる。

 類似したシステムはほかにもあるが、ニッセイITは、すでに日本生命で1年以上利用してきた実績がある点、システムの応答性能の良さ、エンドユーザーによるメンテナンスの容易さ、などが特徴になるとしている。応答性能の良さはユーザー離れを防ぎ、メンテナンスの容易さはシステム部門の負担を軽減するという。

 日本生命で利用しているシステムは、perlで開発しているが、一般企業向けのシステムはPHPで開発する。データベースなどと組み合わせて、システムのスケーラビリティを向上させることなどが狙いだ。またニッセイITは、ソフトのコピーを禁じながら、ユーザーがこのソリューションを簡単に試用できるように、PHPのソースを暗号化している。暗号化には、ゼンド・オープンソースシステムズのZend Encoderを利用した。

 個別ユーザーのニーズに応じて、提供するシステムの内容が異なるため、パッケージ・ソフトのような価格は公表していない。

(中村 建助=日経コンピュータ)