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 損害保険ジャパンは7月26日、社内業務用オンライン・システムを刷新した。契約照会、保険設計といったメインフレームのエミュレータで利用していた社内向け業務システムをWebアプリケーションに移行した。Webアプリケーションは、同社がかねてから整備を続けてきた「新システム基盤」の上で稼働した。

 新しいWebアプリケーションが稼働する新システム基盤は、全社的なWebアプリケーションの稼働環境となる。すでに事故対応システム、契約管理システム、代理店システムなどが、新システム基盤上で稼働している。損保ジャパンは、社内向けシステムをシステム基盤で稼働させることで、運用コストを年間7億円削減できるとみている。

 新システム基盤は、システムの運用効率を向上させることを狙い、同社の前身、安田火災海上保険時代の1999年から整備を始めたもの。Windowsサーバーで構成するWebサーバー、Webアプリケーション・サーバー、データベース・サーバーといったWebアプリケーションの実行環境と、契約データを管理するメインフレームとデータをやり取りする機能からなる。

 損保ジャパンは1999年に着手した新システム基盤の構想を始めて以来、4年ほどかけて、グループウエアを除く全社アプリケーションを新システム基盤に移行した。移行に合わせて、同社は5000台のパソコンを入れ替えた。Webアプリケーションに移行したことで、パソコンに搭載するソフトをWebブラウザ、ノーツ、セキュリティ対策ソフトといったものに限定できた。

西村 崇=日経コンピュータ