PR

 コニカミノルタは10月をメドに同社Webサイトの刷新を完了する。全世界37カ国にある現地法人や関連会社が運営していた39のWebサイトの“見た目”を統一する。同時に、各社が独自運営していた108台のWebサーバーを5台に統合する。これにより、年間約2億5000万円の運用費を削減できる見込みだ。

 今回のプロジェクトを指揮した岩嶋宏幸広報宣伝部担当課長は「世界規模で統一したブランディングを達成できるうえ、運用費を削減できる」と刷新の効果を語る。刷新にかかった費用は約2億円。「刷新費用は一年でペイできる」(岩嶋担当課長)。

 108台のWebサーバーを、日本、欧州、米国、カナダ、オーストラリアの5拠点に1台ずつ置くサーバーに集約する。サーバーには米デルの中位機「PowerEdge 2650」を採用。レイアウトや掲載内容を統一するため米インターウォーベンのコンテンツ管理ソフト「TeamSite」を使用する。このソフトは、掲載するデータにXMLでメタデータを付加する。これにより、日本語か英語かといった言語の違いを気にせずにレイアウトを変更できる。「データの入力は現地の担当者が実施し、レイアウトの変更はコニカミノルタホールディングスが行う」(岩嶋担当課長)。

 今回の刷新プロジェクトは旧コニカと旧ミノルタが合併を発表し、昨年8月に持ち株会社のコニカミノルタホールディングスが発足したのを機に始まった。合併では、新しい社名や企業イメージを全世界的にアピールする必要が生じた。そのとき問題となったのが、世界各国の現地法人や関連企業が独自に運営していたWebサイトだった。それぞれのWebサイトはレイアウトや掲載内容が統一されていなかった。運営費も独自に負担していたので重複した費用が発生していた。

 新しいWebサイトへの移行は、事業再編を実施した国から順次行っている。日本では、事業再編を実施した昨年10月に新Webサイトへの移行を完了した。その後、各国法人の合併に併せて順次Webサイトを移行している。今年10月にアジア向けのWebサイトを刷新することで、一連のプロジェクトが完了する。

矢口 竜太郎=日経コンピュータ