写真1●米フォーステン・ネットワークスのマーク・ランドル社長兼最高経営責任者
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写真2●新モジュールを搭載した「E300」
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写真1●ランドル社長兼CEO
 高速スイッチを開発・販売するフォーステン・ネットワークスは9月14日、8機種の新モジュールを来月にも出荷すると発表した。新モジュールを使うことで同社のスイッチは、1ギガビット・イーサネット(GbE)ポートを最大672ポート、または10GbEポートを最大56ポート搭載できるようになる。同社は通信事業者や大企業向けに基幹網用スイッチを提供している。

 米フォーステンのマーク・ランドル社長兼最高経営責任者(CEO、写真1)は、「新モジュールの登場により、1台のスイッチで1.3Tビット/秒以上の通信処理が可能になった」と自信を見せる。全二重通信を使えば、イーサネット・ポートの通信速度は実質2倍になるからだ。

 搭載できるポート数を増やしたことのメリットとして、「今まで複数台の基幹網用スイッチが必要だった大規模ネットワークの場合、一つのスイッチに統合できる。購入費用や運用コストが安くすむ」(ランドルCEO)ことを挙げる。ランドルCEOは、「他社製品では5台のきょう体が必要なネットワークでも、新モジュールを使えば一つのきょう体で構築可能になる」という。

 同社のスイッチは大規模ネットワーク向けの製品から順に「E1200」、「E600」、「E300」。新モジュールは、E1200およびE600向けに4種、E300向けに4種類。E1200およびE600向けのモジュールは(1)4ポートの10GbEモジュールと、(2)48ポートの1GbEモジュール、(3)48ポートの10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tのモジュール、それに(4)3個のプロセサを搭載したルーティング用モジュールである(写真2)。1GbEポートを672ポート搭載できるのは、回線用のモジュール・スロットを14基持つE1200。ランドルCEOは「搭載可能なポート数は競合製品の2~4倍」と語る。

写真2●新モジュールを搭載した「E600」
 E300向けは(5)2ポートの10GbEモジュール、(6)24ポートの1GbEモジュール、(7)48ポートの10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tのモジュール、(8)ルーティング用モジュールである。モジュールの価格は440万円から。フォーステン日本法人の田中克和(よしかず)代表取締役は、「10GbEモジュールの場合は、1ポート当たり400万円くらいを考えている」という。

(鈴木 孝知=日経コンピュータ)