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Vivinet Managerの画面例 運用管理ソフトを開発しているNetIQは10月1日、IP電話などVoIP(ボイス・オーバーIP)システム向けの管理ソフト「Vivinetシリーズ」の出荷を開始した。VoIPシステムに特化した運用管理ソフトは珍しく、「導入から障害対策まで一連の作業ができるパッケージは国内では初めて」(NetIQ)。

 Vivinetシリーズは、導入調査用の「Vivinet Assessor」、運用監視用の「同Manager()」、障害対策用の「同Diagnostics」の3製品で構成する。

 Assessorは、疑似音声を使った通話テストを実施することで、VoIPシステム導入時の通話品質を予測する。ネットワーク構成やネットワーク・トラフィック状況を自動的に収集し、要求する通話品質を満たすために必要なネットワークの増強点などを把握できる。

 Managerは、VoIPのトラフィック状況や、VoIPを利用するアプリケーションやサーバーの稼働状況などを監視する。トラフィックが急増した際に管理者に警告メッセージを送ったり、何らかの原因でVoIPを使ったアプリケーションがダウンしたときに自動的に再起動する、といったことができる。

 Diagnosticsは、運用監視のデータを基に障害発生の原因を追求する機能を持つ。例えば、ネットワークのどの部分で障害が起きているのか、どのネットワーク機器が原因なのかを特定できる。
 
 「従来は、ネットワーク・モニターなどを駆使し、経験を基にIP電話を導入・運用することが多かった。米国で先行発売したVivinetシリーズを導入した国内企業の話を聞く限り、何割削減と断言はできないが、導入・運用の手間は確実に減らせる」と、コーポレートマーケティング部の武原順 課長は自信を見せる。

 価格は、Assessorが200万円から、Managerが130万円(100ユーザー)から、Diagnosticsが140万円から。動作OSはAssessorとDiagnosticsがWindows 2000/XP、ManagerはWindows 2000/2003 Server。東陽テクニカなどの代理店を通して販売する。

目次 康男=日経コンピュータ