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 システム・インテグレータのビーブレイクシステムズは、11月からERPパッケージ(統合業務パッケージ)のR/3用のフロント・システムとして利用するWEB会計システムを販売する。R/3の財務会計モジュールと組み合わせて使う。

 WEB会計システムは、日本式の貸借対照表に対応して借方と貸方を左右に分割して表示するなど、会計担当者にとって仕事のしやすい、伝票形式の入力画面を標準で提供。このほかに、伝票の申請・承認などのワークフロー機能や、R/3の勘定残高データを受け取り、BSやP/Lの試算表をエクセルから参照できるようにする機能などを備える。

 ビーブレイクシステムズの白岩次郎社長は、「同じようなことをやろうとすれば1000万を超える金額がかかるだろう。当社のWEB会計システムなら、およそ3分の1の400万円で済む」と話す。白岩氏の自信は、自らがSAPジャパンで勤務したことがあり、さらに現在もユーザー企業によるR/3の導入にコンサルタントとしてかかわっている経験によるものだ。ユーザーのニーズに応じて機能を拡張することも可能だ。ただし、この場合には400万円以外の費用がかかることがある。

 WEB会計システムは、OSにLinux、データベースにはPostgreSQL、アプリケーション・サーバーにTomcatといったオープンソースのソフトを使う。オープンソース製品を積極的に利用することで、商用のデータベースやアプリケーション・サーバーを利用する場合に比べて、システム全体の価格も下げることが可能だという。

 白岩氏の自信を裏付ける証左とも言えそうなのが、プロ野球参入で話題のライブドアが、R/3のフロントシステムとしてWEB会計システムとほぼ同じシステムを使っていること。ライブドアはIT関連投資にシビアなことでも知られるからだ。

 白岩社長は、「とりあえずは年間で10社程度は販売したい。R/3と組み合わせて利用するシステムの定番になればいいと思っている」と話す。

(中村 建助=日経コンピュータ)