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 NECソフトは10月26日、2004年度上期(2004年4~9月)の決算を発表した。連結売上高は594億600万円(前年同期比109.7%)、営業利益は34億7600万円(同96.5%)。NECソフトの角田栄二執行役員は「ほぼ計画通りの決算になった」と説明する。

 売上高が前年同期より52億円増えたのは、「NEC製携帯電話向けのソフト開発案件や、市町村合併を契機にした自治体向けのシステム開発案件が順調に推移した」(角田執行役員)ため。NEC向けのソフト開発による売上高は52億円で、前年同期の35億円から17億円の増加。市町村合併に伴うシステム開発による売上高は10億5000万円で、前年同期の9000万円を10倍以上も上回った。

 営業利益は前年同期より1億2400万円減ったが、角田執行役員は「顧客からの価格引き下げ圧力が影響した。それでも、問題のない水準だと考えている」と話す。

 同社は2004年度下期(2004年10月~2005年3月)に関しては、「大幅に売り上げが伸びることはない」(角田執行役員)と慎重な見方を示した。「市町村合併に伴うシステム開発はさらに伸びるが、携帯電話向けのソフト開発は出荷台数が減っていることもあり、前期ほどは見込めない。価格引き下げの圧力もますます高まっている」(同)ことが理由。2004年度通期では、売上高1276億円、営業利益76億円を見込む。

松浦 龍夫=日経コンピュータ