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 システム・インテグレータである東芝ソリューションは12月14日、米ヒューレット・パッカード(HP)とサーバー分野で業務提携を結んだことを明らかにした。

 業務提携の主な内容は、HPが同社のOSであるHP-UXのソースコードを東芝ソリューションに公開し、東芝ソリューションがHPのサーバーを採用したシステムを構築するというもの。

 東芝ソリューションが、HP-UXのソースコードを閲読できるメリットは二つ。一つは、HP-UX対応製品の拡充。これまで動作環境としてHP-UXを対象としていなかった独自開発のクラスタリング・ソフト「ClusterPerfect」をHP-UX向けに移植してチューニングする。さらに、ストレージ機器「ArrayFortシリーズ」をHP-UX搭載のサーバーと接続できるようにする。もう一つは、HP-UXの理解を深めることで、システム構築や保守サービスの質を高められることだ。HPはUNIXサーバーの拡販を狙う。

 これまで東芝ソリューションが扱うUNIXサーバーの中で、HPのUNIXサーバーは販売台数が最も少なかった。東芝ソリューションは、販売するUNIXサーバーの半分以上がサン・マイクロシステムズ製で、サンの大口パートナである。東芝ソリューションは「サンとの関係はこれまでと変わらない」と主張するが、サンに与える影響は小さくない。

松浦 龍夫=日経コンピュータ