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 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は1月21日、DDoS(分散サービス拒否)攻撃によるアクセス集中に対処する暫定処置として、WebサイトのURLを変更した。旧URLの「http://www.accsjp.or.jp」から「http://www2.accsjp.or.jp」に変更した。

 ACCSは昨年12月、3月から毎月一定の期間、停止を余儀なくされていることを明らかにしている。Webサイトを停止している理由は「Antinny」というワームによるDDoS攻撃を受けているため。AntinnyはPtoPファイル交換ソフトであるWinnyのネットワークを通じて広まるワームで、定期的にACCSのWebサイトにDDoS攻撃を行う。このため、ACCSは攻撃を受ける時期に自主的にサイトを停止していた。

 ACCSのWebサイトのダウンに関する経緯は、本誌1月24日号の「動かないコンピュータ」(読者限定ページ)で詳報している。これによると、ACCSはURLの変更を検討したことがあるが、その際にはいったん断念した。Antinnyは攻撃先URLを容易に変更できるからだ。ただ、Antinnyの攻撃が激化し、毎日のようにDDoSによるアクセスが集中するようになったため、自主的なサイト停止では対応できなくなってしまった。このため「まずはコンテンツを見てもらう」ことを優先してURL変更に踏み切った。「あくまで暫定的な処置」(ACCS)だという。

大森 敏行=日経コンピュータ