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 米通信機器メーカー、エクストリーム ネットワークスの日本法人は1月26日、レイヤー3スイッチの新製品「Aspen 8800シリーズ」を発表した。モジュールの組み合わせで、10ギガビット/秒の高速ネットワークから、IP電話や無線LANのアクセス・ポイントまでを1台のシャーシで運用できるのが特徴。音声とデータを統合したアプリケーションを運用・構築している企業を主要ターゲットに販売する。

 IP電話など音声アプリケーションに対応するため、Aspen 8800シリーズは同社の上位機種「Black Diamond 10K」と同じ基本ソフト「ExtremeWare XOS」を搭載した。モジュール型の基本ソフトで、障害発生時の不具合修正や、パッチの適用、機能追加の際に再起動する必要がない。ハード・モジュールの2重化などもあり、50ミリ秒以内に正常動作するモジュールに切り替わるため、1年間のネットワーク停止時間は「数分程度」(同社)としている。

 Aspen8800シリーズは、「Aspen 8810」と「Aspen 8806」の2製品からなる。前者は一つのシャーシに搭載できるモジュールの数が最大で10個、後者は最大6個。モジュールには、10M/100M/1Gビット/秒のポートを24ポート持つ「G24X」、10Gビット/秒のポートを4ポート持つ「10G4X」、10M/100M/1Gビット/秒ポートを48ポート持つ「G48T」、IP電話機や無線LANのアクセス・ポイントに電源供給できるPoE(Power over Ethernet)対応の10M/100M/1Gビット/秒ポートを48ポート持つ「G48P」がある。例えば、spen 8810に10G4Xを最大数搭載すれば、1シャーシで10Gビット/秒のポートを36ポート搭載できることになる(1モジュールは管理モジュールが占有)。

 Aspen 8810の価格は、シャーシ+電源+管理モジュールの最小構成で554万円(税別)。は昨年末から既に出荷を始めている。Aspen 8806は今秋から出荷する予定で、価格は未定。搭載するモジュールの価格は、G24Xが282万円、10G4Xが293万円、G48Tが293万円、G48Pは326万円。

安藤 正芳=日経コンピュータ