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 インフォテリアは4月、XML技術者向けの教育プログラムを拡充する。XMLの利点や欠点、仕様を講義する従来のメニューに、実習を中心としたコースを追加する。新しいコースでは、XMLを扱うアプリケーションの開発を通じて、より実践的な能力を習得できる。

 4月に追加するのは、「XML実践演習」と「XMLアプリケーション開発II」の2コース。ITベンダーや業界団体で構成するXML技術者育成推進委員会が、今年6月からXML技術者認定制度「XMLマスター」の試験内容を知識重視から実践重視に変更するのに合わせた。

 XML実践演習は、初中級者向け試験である「XMLマスター:ベーシックV2」の受験者が主な受講対象である。文書管理システムと受発注システムを想定し、教科書を参照しながらXMLスキーマや、XSLTを使ったXSL文書を実際に作る。こうして、XMLスキーマの定義方法や定義に沿ったXML文書の書き方、あるXML文書を別の形式に変換するXSL文書の作成方法を身に付ける。

 一方のXMLアプリケーション開発IIは、上級者向け試験「XMLマスター:プロフェッショナルV2」の受験者が対象。業務システムを想定して、XMLスキーマやXSLTを扱うJavaアプリケーションを開発する。アプリケーションが正常に動作するまでデバッグを繰り返し、JavaとXMLを組み合わせたシステムを短時間で開発・修整できるノウハウを習得する。インフォテリアの穴沢悦子教育部部長は、「XMLマスター:プロフェッショナルの新試験では、短時間でXMLを処理するJavaのコードを読んでデバッグできる能力が要求される。経験を積まずに一夜漬けで知識を詰め込んだだけでは、試験時間が足りなくなる」という。

 教育プログラムは従来通り、ウチダ人材開発センタやNRIラーニングネットワークなど、インフォテリアが認定したパートナ企業が提供する。

栗原 雅=日経コンピュータ