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 ソニー生命保険は、IT部門の人員数を80~85人規模に増やすことを明らかにした。現在のIT部門の数は約60人。今後1~2年かけて順次増員する。IT部門を縮小するユーザー企業が多い中、ソニー生命の取り組みは、これに逆行する。

 増員の狙いは、IT部門の開発力を強化することだ。ソニー生命では最近、IT部門における保守・運用の作業負担増が課題になっている。ソニー生命の嶋岡正充取締役執行役員常務は、「人員を増やすことで、保守・運用担当者の作業負担を軽くし、開発リソースを確保する」という。

 同社が開発リソースの確保に乗り出すのは、次世代基幹系システムの開発作業を控えているためだ。ソニー生命は今年に入ってから、次世代基幹系システムの構想を練り始めた。次世代システム構想を具現化するには、IT部門の開発リソースの確保が必要と判断した。「開発作業はITベンダーと共同で進めることになっても、IT部門に一定の開発リソースを維持しておかなければ、絶対に当社の望むシステムは作れない」と断言する。

(戸川 尚樹=日経コンピュータ)

*ソニー生命の嶋岡執行役員常務の談話記事は、日経コンピュータ2月7日号「経営の本音」に掲載した。