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IP電話機「CP100TX」

 LAN機器メーカーのアライドテレシスがIP電話のマーケットに本格的に乗り出す。対応製品を充実させ、この分野で「今年度に約10億円、来年度は20億円の売り上げを目指す」(第3プロダクトマーケティング部の中島豊部長)考えだ。

 まず、5月中旬に同社としては初めてのIP電話機「CP100TX」(写真)の出荷をはじめる。その後順次、IEEE802.3af準拠の給電機能(PoE=Power over Ethernet)付きLANスイッチなどを追加する。PoEは、LANスイッチからイーサネット・ケーブル経由でIP電話機に電力を供給するために使われる機能である。

 PoE付きで最初に登場するLANスイッチ製品は、1U(1U=約44.5mm)サイズ、24ポートのレイヤー3スイッチ「8624PS」で、6~7月に出荷する。加えて8月ごろまでに、PoE対応のレイヤー2スイッチを追加する。島ハブ用途を狙った小型の16/24ポート製品や1Uサイズの24ポート製品をそろえる。

 CP100TXは企業内での利用を想定したIP電話機。昨年12月に発表されたが、予定より出荷が遅れていた。イーサネット・ハブ機能を内蔵し、電話機とパソコンをカスケード接続できる。ファンクション・ボタンの数を減らすなど機能をある程度絞り、実売1万円台で販売できるようにした(価格はオープン)。対応する呼制御プロトコルはSIP(Session Initiation Protocol)。接続確認が取れているSIPサーバーは、とりあえずスカイウェイブの「Sky IP-PBX」で、「順次、対応するSIPサーバーを増やしていく」(中島部長)考えだ。

 8624PSは同社初のPoE対応LANスイッチ。価格は34万2300円(税込み)だが、7月31日までの受注分は20万7900円のキャンペーン価格で販売する。この後に登場するPoE対応レイヤー2スイッチに関しても「競合他社にポート単価で遅れを取らない値付けにしたい」(マーケティング本部の中野正次長)という。

山田 剛良=日経コンピュータ