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 マイクロソフト日本法人は4月20日、次期社長を正式に発表した。7月1日付けで社長に就任するのは、米マイクロソフト副社長で北米地域の中堅・中小企業向け営業を担当するダレン・ヒューストン氏(写真右)。これを受けて、2003年7月から日本法人社長を務めてきたマイケル・ローディング氏(写真左)は米本社の副社長に就く。

 ヒューストン氏はカナダ出身の39歳。カナダ政府や経営コンサルティング大手の米マッキンゼー・アンド・カンパニー、米スターバックス・コーヒーを経て、2003年9月に米マイクロソフトに入社した。今回の日本法人社長就任にあたっては、米本社が注力する中堅・中小企業向けERPパッケージ(統合業務パッケージ)の「Great Plains」の展開などで売り上げを伸ばすなど同氏の手腕が評価されたためという。

 中堅・中小企業市場への自社製ERPパッケージの投入では、大塚商会やオービックビジネスコンサルタント(OBC)など国内ベンダーとの協業を柱とする日本法人は、米本社と異なる戦略を採ってきた。ヒューストン氏の就任で、日本法人の方針転換も予測されたが、同氏は「ローディング現社長が築いた顧客との関係を維持する。日本で中堅・中小企業向けセールスでテコ入れするといった意図はない」とした。

 一方、ローディング氏が米本社で担当するのは、MSN部門のグローバルセールス&マーケティング。米ヤフーや米グーグルとの競争が激化し岐路に立つMSNを指揮することになる。

本間 純=日経コンピュータ