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 RSAセキュリティは5月11日、USBポートに接続して利用する認証トークンの新製品「RSA SecurID SID 800(SID 800)」(写真)を発表した。主な特徴は、ワンタイム・パスワードを自動入力できること。6月17日から販売する。

 SID 800は、USBポートに差し込まれると、60秒に1回の頻度でワンタイム・パスワード(6桁の数字)を生成する。ユーザーは、サーバーへのログイン時にUSBポートにSID 800を差し込み、あらかじめ登録した4桁の暗証番号(PIN)を入力するだけ。クライアントに搭載した専用クライアント・ソフトがSID800からワンタイム・パスワードを読み出し、認証画面に自動的に入力する。

 従来のUSB型の認証トークンは、WindowsにログインするためのIDやパスワードなどの情報を格納することはできるものの、ワンタイム・パスワードは生成できなかった。また、従来型のワンタイム・パスワード専用デバイスを利用する場合は、PINだけでなく6桁の数字をユーザーが入力しなければならなかった。

 また、SID 800は、ワンタイム・パスワードのほかにも、デジタル証明書とWindowsパスワードの2種類の認証方式にも対応している。このため、異なる認証方法が混在する環境でも、一つのトークンだけで認証方法を使い分けて、それぞれのシステムに接続できる。

 価格は、使用期限とユーザー数によって異なる。参考価格は、250ユーザーで利用する場合、2年版は1ユーザーあたり9975円、3年版は1万2390円(価格はいずれも税込み)。

岡本 藍=日経コンピュータ