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 非営利のLinux技術者認定機関であるLPIによる認定技術者が日本国内で1万2000人を超えた。世界全体の認定者の6割を占めている。大手企業を中心に、採用の条件として定着してきたほか、社内の異動でも認定が考慮されるようになってきたという。

 LPI-Japanによると、2005年5月段階で、エンドユーザーを対象とする「レベル1」が1万人、システム管理者を対象とする「レベル2」が2000人を超えた。受験者数は2000年11月のスタートから4年半で延べ4万人に達した。年内には延べ5万5000人規模に膨らむ見通しだ。

 LPIはカナダを本拠地とする非営利法人で、北米ではIBMなどが活動を支えている。Linux技術者の育成、Linuxビジネスの促進を目的としており、日本では2000年から活動を始めていた。日本での活動はNECや日本SGIなどが支援している。

 日本の認定者が世界全体で過半を占めている状況を受け、これまで米国主導だった試験問題作成に日本の意見を反映させる動きも始まる。LPI-Japanは6月3日に、東京ビッグサイトの「Linux World Expo/Tokyo 2005」で試験問題作成に関するワークショップを開催する。

今井 俊之=日経コンピュータ