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 日立システムアンドサービスは6月6日、米クリアキューブ・テクノロジのブレードPCのシステム構築・運用サービス「THINkbox(シンクボックス)ソリューション」を発表した。同社は2004年3月からクリアキューブのブレードPCを販売しているが、情報漏洩対策の観点からシンクライアントへの需要が高まっていることを受け、新たなサービス・メニューを設け、ブレードPCの販売体制を強化した。

 同社は従来、クリアキューブ製品のうち、独自プロトコルを使う「C/Port」にフォーカスして販売してきた。C/Portは独自のデータ圧縮技術などを実装したシンクライアントで、ブレードPC本体とC/Portの間はアナログ伝送で画面データやキュー入力データをやり取りする。ただ、C/Portには通信できる距離が最長200メートルという制約があり、広域で利用したいという顧客のニーズに応えられなかった。

 そこで、THINkboxでは、同シリーズのシンクライアント端末「I/Port」をサポートした。I/Portはターミナル接続用のRDP(リモート・デスクトップ・プロトコル)を利用してブレードPC本体と通信する。ユーザーは、半径200メートル以内で動画の処理や開発業務を行うような場面ではC/Port、簡単な入出力のみを行う営業所にはI/Portという具合に、利用環境・条件に合わせてC/PortとI/Portを使い分けられる。

 サービスでは、ブレードPCの導入と併せて、顧客のネットワーク再設計・再構築や、保守を請け負う。同社が提供する「指紋認証ソリューションUBF」などと組み合わせることも可能。今後2年間で6億円の売り上げを見込んでいる。

安藤 正芳=日経コンピュータ