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 ソニーの青木昭明(てるあき)顧問(前、業務執行役員専務)が、ICタグの国際標準化団体、EPCグローバルの取締役に就任する。取締役会は16人で構成されており、これまで日本人取締役は、経済産業省の外郭団体である流通システム開発センターの坂井宏専務理事だけだった。青木氏の取締役就任は、6月22、23日に北京で開催されたEPCグローバルの会合で正式決定した。

 EPCグローバルでは米ウォルマート・ストアーズや米国防総省をはじめとする欧米企業や団体の発言力が強く、日本の商習慣などが十分に考慮されているとはいえない。2004年3月には、知的財産ポリシーを巡って摩擦が生じるといった問題も起きた(参考記事)。青木氏の参加により、ICタグの標準化過程で「日本側の意見がより反映されやすくなる」(EPCグローバルのクリス・アドコック プレジデント)ことが期待される。

 EPCグローバルには現在545の企業、団体が加入している。日本からはユーザー、ベンダー合わせて21社が参加しており、さらに3社が加入を検討している。ソニーは今年初めに同団体に加入した。

本間 純=日経コンピュータ