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 SAPジャパンとIDSシェアー・ジャパンは、7月4日、ビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)の分野でパートナシップを強化することを発表した。具体的には、SAPがIDSシェアー製BPMソフト「ARIS for SAP NetWeaver」を、IDSがSAP製の業務パッケージ「mySAP Business Suite」をそれぞれ再販する。「ようやく日本語版でも、ARISとSAP製BPM製品とのデータのやり取りがきちんとできるようになった」(IDSシェアー・ジャパンの力 正俊社長)。これに伴い両社は、協業を加速させることを発表した。

 ユーザー企業が、ARISで記述したビジネス・プロセスに関連するデータは、そのままSAPが提供するBPMソフト(SAP製の「Solution Manager」と「Exchange Infrastracture(XI)」を指す)に引き渡すことができる。SAP製品でシステムを構築するユーザー企業にとっては、ARISで作成したデータを再利用できる。SAPジャパンの藤井清隆社長は、「当社のソフトでシステムを構築する場合、ARISでビジネス・プロセスを記述していれば、実装作業が容易だ」と明言する。

 今後については「来年中にも、ARISとSAP製BPMソフトを完全統合する」(IDSシェアー・ジャパンの渡辺良一ARIS事業部長)。具体的には、「顧客企業のシステム構築スピードが高まるよう、ビジネス・プロセスをARISで記述すれば、SAP製ソフトのパラメータ設定作業まで完了できるようにするなど、BPMソフトの世界でARISと機能の融合を図っていく」(SAPジャパンの菅沼隆太ソリューション統括本部NetWeaverディレクター)とする。ARISとSAP製BPMソフトの操作画面の共通化も図る。

戸川 尚樹=日経コンピュータ