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 三菱重工業は、経済産業省がまとめたITスキル標準(ITSS)を利用してIT部員のスキル強化を始める。現在同社は、ITSSで定める11職種39専門分野のスキル区分から必要なものを取捨選択する作業を進めている。その結果に、業種・業務知識や自社システムの活用の推進に関する知識・能力などを加味した上で、年内にスキル体系を策定。その結果を人材育成に役立てる。「現在の優先課題は、部員の育成。そのための手がかりとしてITSSの採用を決めた」(三菱重工の乾利博情報システム部長)。

 三菱重工はITSSを基に策定したスキル体系を、同社の情報システム部門60人と利用部門にいるシステム担当者230人の計290人の育成に活用する方針だ。ITSSはITベンダーが活用するケースが多いが、ここにきてユーザー企業でも普及し始めた。カシオ計算機や東京電力、松下電器産業などがITSSを採用している。

戸川 尚樹=日経コンピュータ