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 アラクサラネットワークスは7月11日、ネットワーク装置の相互接続性などを検証する施設「アラクサラコラボレーションセンター(ACC)」を東京・京橋に開設した。ショールームとしても使えるよう、検証ルームをガラス張りにし、その横には商談ルームを設けた。

 同社の設立は昨年10月。前身はNECと日立製作所のネットワーク事業部門だが、「当社の知名度は、シスコシステムズなど競合他社に比べると、まだまだ低い。選択肢の一つに加えてもらうには、当社の製品を知る機会を増やす必要がある」(和田宏行社長)。そこで約5000万円を投じ、都内に検証センターを新設した(写真)。

 同社は設立当初から、神奈川県内に検証センターを持っている。ただし、製品開発部門が利用しているため、外部には開放していない。一方、ACCは同社のパートナー企業や顧客企業が自由に使えるようにした。「検証結果の資料だけを見るのではなく、実際に目で見て確かめたいという要望が増えている。ACCなら検証結果を見ながら、その場で商談もできる」(ACCのセンター長を兼任する廣澤治正カスタマーサポート本部長)。

 ACCの検証ルームには、ネットワーク機器やサーバーを設置する高さ約2メートルのラックを16台設置。同社が開発・販売しているすべてのルーターやスイッチをセットアップし、すぐに検証作業を始められる状態になっている。パートナー企業などは、サーバーやネットワーク機器を持ち込んで、同社製品との相互接続性を検証したり、ネットワークの性能評価などを実施できる。

 同社は年間で約2000人がACCを利用すると見込んでいる。実機を使ったセミナーなども開催し、利用を促進する考えだ。「中・大規模向けのネットワーク機器市場で、当社のシェアは9%。これを17%まで引き上げたい」と和田社長は意気込む。

目次 康男=日経コンピュータ