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 日立製作所は7月12日、中規模クラスのストレージ装置4機種を発表した。そのうちの一つ、「SANRISE Network Storage Controller NSC55(NSC55)」は中規模クラスながらも、外部接続したストレージ装置を一元管理できる仮想化機能を装備する(写真)。

 昨年9月に発表したハイエンドの「SANRISE Universal Storage Platform(USP)」の仮想化機能と同じものを搭載。ネットワーク・スイッチやサーバーを必要とせず、FC(ファイバ・チャネル)ポートに直接接続し、きょう体を超えてボリュームを一元管理できる。「基幹システム以外で使用するストレージ装置に対しても、拡張性と信頼性を求めるユーザーをターゲットにする」(RAIDシステム事業部 事業企画本部長 高野雅弘氏)。

 NSC55は、外部接続するストレージまで含めると最大16ペタ・バイトまで一元管理できる。内蔵ディスクは最大34.5テラバイトで、FCポートを最大48個備える。価格は4312万823円から。

 NSC55と同時に発表した製品は、(1)216ギガ・バイトから86.9テラ・バイトのディスクを搭載できる「SANRISE Adaptable Modular Storage(AMS) 500」、(2)216ギガ・バイトから39.7テラ・バイトのディスクを搭載できる「SANRISE AMS 200」、(3)ディスクをシリアルATAに限定し、750ギガ・バイトから41.3テラ・バイトのディスクを搭載できる「SANRISE Workgroup Modular Storage 100」---の3製品。価格は、(1)が388万2900円から、(2)が257万400円から、(3)が156万4500円から。2005年度のストレージ事業の売上目標2800億円のうち、これらの新製品が3割を占める予定。

 同製品は、日本ヒューレット・パッカード(HP)などパートナー企業からも同時にOEM販売される。日本HPは、ハイエンド装置のエントリー・モデルに同製品を位置付ける。同社の製品名は、「HP StorageWorks XP 10000」。XP 10000にストレージ管理ソフトなどを組み合わせたアレイ・システムとして提供する。価格は最小構成で、6943万6500円からとなる。

岡本 藍=日経コンピュータ