スターリングコマースは7月20日、企業間電子商取引(BtoB)を支援するソフト「Sterling Integrator(SI)」の新版(SI 4.0J)を発表した。新版の特徴は、企業内外のデータの流れを画面上で図示する可視化機能を追加したこと。「これによりデータのやり取りに異常が発生したときなどすぐに発見できるようになる」(湯本敏久マーケティング&アライアンス部長)という。出荷開始は8月中旬。価格は540万円。

 SI 4.0Jでは、アーキテクチャを一新。アプリケーション・サーバーなしでも動作するようにした。「アプリケーション・サーバーのオーバーヘッドが減るので、パフォーマンスが向上する」と湯本部長は説明する。現行版では、動作にWebLogicやWebSphereなどが必要だった。

 SIは、BtoBを実現するために必要なビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)機能やEDI(電子データ変換)機能などで構成する。BPM機能を利用して、「社外から送られてきた発注データを社内の生産管理システムに自動的に送信する」といった設定ができる。EDI機能は、FTPやebXMLなど取引先によって異なるデータ・プロトコルを変換する機能を持つ。

島田 優子=日経コンピュータ