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 インターネット接続事業(プロバイダ)のファミリーネット・ジャパン(ファミリーネット)は10月16日,マンションとその周辺地域の住民や企業に1Mビット/秒前後の高速インターネット接続サービスを提供するための営業活動を開始した。同社は,マンション分譲業大手の大京とNTT-MEが10月6日に合弁で設立した会社である。大京グループのマンションだけでなく,大京グループ以外のデベロッパによるマンションも対象にする。

 ファミリーネットの高速インターネット接続サービス「CYBERHOME」は,マンション内の電話回線上で1Mビット/秒のデータ通信を実現する技術「HomePNA」(home phone line alliance)を利用するのが特徴。マンションからは,NTT-MEのネットワーク「XePhion」と10Mビット/秒前後の光ファイバで接続する。さらに,マンションの屋上に設置した無線基地局とその半径400m以内の住宅を無線で接続することで周辺住民にもCYBERHOMEを提供する。通信速度はいずれも最大で1Mビット/秒。通信料金はサービスへの加入形態によって異なり,マンションの管理組合による「一括加入方式」の場合で月額2980円,住人が個別に加入する場合は月額3980円,マンション周辺の住民の場合は月額4980円である。

 ファミリーネットは,今後3年以内にライオンズマンションなど大京グループのマンションの居住者約7割がこの接続サービスを利用すると見込む。同マンションの居住者は現在28万戸,3年後には31万戸になる。また,マンション周辺の住宅や大京グループ以外のデベロッパのマンションもサービスの対象にするため,サービスの利用者は3年間で100万戸になると予測する。

(野沢 哲生=日経コミュニケーション)