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 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2001年6月にも,インターネットを利用したEC(電子商取引)向けにICカードを使う認証,決済サービスを開始する。サービス名は「インターネット認証・決済プラットホームサービス」(仮称,認証決済PFサービス)。さくら銀行,住友銀行,みずほフィナンシャルグループ,東京三菱銀行など大手銀行が,この新サービスの利用を検討中だ。

 認証決済PFサービスは,ユーザー認証やクレジット・カードや電子マネーによる決済のほか,データの暗号化,確認電子メールの配送や電子文書の保管--などを提供する。NTTコムが各種サーバーなどを用意し,ECサイト運営会社や銀行などの企業と個人ユーザー間の各処理を実行する。

 NTTコムと会員契約を結んだ個人ユーザーには,個人情報を格納したICカードとパソコンなどに接続できるカード・リーダーを配布する。銀行やECサイトを運営する企業とは,「プラットフォーム接続契約」を結ぶ。NTTコムと契約した企業のECサイトで利用する際は,個人ユーザーがICカードで認証を受けたり,クレジット・カードの番号などを送信できる。企業はユーザー認証を確実に実施でき,個人ユーザーは毎回ユーザー情報を打ち込まなくて済むのに加え,決済時のセキュリティを確保できる。

 認証決済PFサービスを利用するには,個人ユーザーはICカードとカード・リーダー料金を支払う。企業側は,個人ユーザーを認証したり決済するたびに,NTTコムに料金を支払う。それぞれの具体的な料金は検討中である。

(中川 ヒロミ=日経コミュニケーション)