PR
 NTT西日本は11月10日,障害発生が続いていた定額IP接続サービス「フレッツ・ISDN」の設備交換工事を,当初の予定から延期することを明らかにした。

 NTT西日本は10月17日の報道発表で,11月13日の午前4時から設備の取り替え工事を行い,その間30分程度のサービス中断が発生するとしていた。同社は作業延期の理由を,「サービスを中断せずに設備を交換できる見通しがつき,最終的な検証を済ませてから作業に臨むため」と説明する。延期後の作業日程は明らかにされていないが,「今月中には済ませたい」(サービス運営部IP-NWサービスセンタ)意向だ。

 NTT西日本で発生したフレッツ・ISDNの障害は,ユーザーがどのインターネット接続事業者に接続するかを識別して接続制御を実行する「ISP接続制御装置」と呼ばれる装置に関する設定や運用のミスが重なって発生したもの。9月下旬のトラブルでは一度に8万人以上の加入者が影響を受けた。現在は,「常時監視の下で運用しているので,障害が発生することはない」(NTT西日本)。ただし,現用機のCPU処理能力やメモリー容量が限られているため,設備を交換するとしている。

(藤川 雅朗=日経コミュニケーション)