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 日本テレコムの子会社でインターネット接続サービスを提供するJENSは11月28日,米AT&T,英BTの子会社でインターネット接続事業を手がける英BTイグナイトの2社と,データ・センター事業に関する業務提携を締結したと発表した。3社は互いのデータ・センターを利用し合えるようにすることで,「データ・センター事業のグローバル展開を実現する」(JENSの中野豊社長)。

 業務提携の内容は,JENS,AT&T,BTイグナイトの3社が運営するデータ・センターのサービスを,それぞれのユーザーに相互に再販できるようにするもの。JENSは,自前で海外にデータ・センターを構築することなく,JENSの国内2拠点を含む11カ国30拠点のデータ・センターを利用したサービスを提供できるようになった。主な対象ユーザーとして,多国籍企業,電子商取引サービスを手がけるネット企業やASP(application service provider)などを見込んでいる。ユーザーは海外のデータ・センターを利用できるほか,JENSを窓口にして見積もりから申し込み,日本円での請求,サポートなどを受けられるようになる。

 JENSは,データ・センター・サービス「VIPS」を2000年6月に開始した。現在は東京と大阪に1拠点ずつあるデータ・センターを運用しており,ユーザー数は現時点で100社を超えている。東京の臨海副都心のセンターの利用率は約5割程度と余裕はあるが,「毎月平均して同数程度の受注があり,年間で2倍ペースの増加が見込める」(中野社長)ため,2001年2月には東京都豊島区に新センターを開設する予定だ。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション)

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