新サービスは,CWC自身が敷設した光ファイバを使ったアクセス回線サービスである。首都圏にある企業ユーザーのビルとCWCのデータ・センターを光ファイバで直結。同社の「広域LANサービス」や「高速バックボーンサービス」などの足回り回線としての用途を想定している。KVHテレコムやワールドコム・ジャパンなどのLAN型専用線サービスが競合のサービスとなる。
既にCWCは,東京都品川区,千代田区,中央区,江東区を結ぶ光ファイバ網を敷設済み。これらの地域に拠点を構える企業ユーザー数社に対してサービスを提供中である。
試験サービスでは,150Mビット/秒(OC-3)でユーザーを収容している。ただし,本サービス時の料金や,品目速度,ユーザー・インタフェースの種類などのサービス形態は全くの白紙状態という。KVHテレコムなどと同様に,10Mビット/秒や100Mビット/秒といったLANインタフェースで収容できるようにする可能性が高い。