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 ネットワーク関連のコンサルティングを手がけるエイネットは12月5日,VoIP(voice over IP)技術を利用したユーザー・サポート用ソフト「FreshVoice」を2001年1月10日に出荷すると発表した。同ソフトを使うことで,電子商取引(EC)サイトを運営する小規模・個人事業者が,アクセスしたユーザーにWebサイトの内容を音声で説明できる。

 FreshVoiceは,EC事業者側に設置するソフト「FreshVoiceサポートクライアント」とユーザー側に設置するソフト「FreshVoiceユーザークライアント」で構成する。FreshVoiceに対応したWebページにある接続ボタンをユーザーがクリックすると,自動的にクライアント用ソフトが起動。ユーザーはEC事業者側の担当者とVoIP機能を使って会話できるようになる。

 ユーザーとEC事業者の間の接続処理は,エイネットが提供する「FreshVoice交換局サービス」で管理する。EC事業者は,ソフトとは別に同サービスの申し込みが必要。交換局は,EC事業者が登録したライセンスIDとIPアドレスから,接続要求の送信先を割り出す。通話可能なユーザー数は1ユーザーだけ。通話中に他のユーザーから接続要求があった場合,接続要求は拒否される。

 価格は,サポートクライアントが5万円(1ライセンスを含む),エイネットが提供する交換局サービスが月額1万円。ユーザー向けのクライアント用ソフトは無償で配布するが,ユーザーはパソコンにマイクとスピーカをつなぐ必要がある。エイネットは,同時に通話可能なユーザー数を増やした大規模コールセンターに対応した製品も開発中で,2001年3月にも出荷する予定だ。価格はコールセンターが配置した担当者数に応じて100万~500万円になる見込み。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション)