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 マクニカは12月8日,同社が12月20日に予定していたブロードバンド回線向けルーター「SecureRamp1700」の出荷の見通しが立たなくなったことを明らかにした。

 原因は,SecureRampの開発元である米ランプ・ネットワークスが12月7日(米国時間)にフィンランドのノキアに買収されたため。買収によりSecureRampはノキアのブランドとなるが,マクニカはノキアの製品の国内販売権を持たない。このため,「来週早々に責任者が渡米し,当社が販売できるか13日に確認を取る」(マクニカ広報)という事態に陥った。

 SecureRamp1700は企業の営業所など,中小規模の拠点向けの製品。イスラエルのチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの中小拠点向けファイアウォール・ソフト「FireWall-1 SmallOffice」を搭載し,セキュリティ機能を高めているのが特徴である。

 ノキアは大企業向けにチェック・ポイントの「FireWall-1」を搭載したファイアウォール製品を販売している。ランプ・ネットワークスの買収は,中小拠点向けのセキュリティ製品を手早く取りそろえることを狙ったものと見られる。

(島津 忠承=日経コミュニケーション)