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 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は1月15日,タイ国内でデータ・センター事業に参入すると発表した。参入に際して同社は,移動体通信や衛星通信などを手がけるタイの通信事業者シンと,家電製品や日用品などの製造・販売を手がける華僑系メーカーのエス・ピー・アイ(Saha Pathana Inter-Holding Public)の2社と共同出資の新会社を設立する。NTTコムは,タイ国内に進出した日系企業をターゲットにする一方で,共同出資するシンの顧客向けにもサービスを提供。事業の早期立ち上げにめどをつけたい考えだ。

 新会社の名称は未定だが,2001年2月の設立を予定している。「既にバンコク市内に,データ・センターとして利用するための場所を確保した」(NTTコム国際事業部)。新会社設立と同時にデータ・センター向けの工事に着手し,事業開始は2001年6月ごろになる見込み。NTTコムは2001年度の新会社の売り上げとして,5億7500万円を見込んでいる。

 新会社の資本金は6億3000万バーツ(日本円換算で約17億2000万円)で,NTTコムとシンがそれぞれ47.5%,エス・ピー・アイが5%出資する。NTTコムの出資金額は2億バーツ(同約8.2億円)になる。NTTコムは,新会社のCEO(最高経営責任者)および役員2人を派遣する計画だ。

 なお,NTTコムは同時に,ポータル・サイトを運営するタイのシンニードットコムに2億バーツ(日本円換算で約5億5000万円)を出資した。NTTコムの出資比率は40%になる。NTTコムは,シンニードットコムが持つEC(電子商取引)事業向けコンサルティング力とWebサイトの構築技術を利用し,新会社でのデータ・センター事業との相乗効果を狙う。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション)

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