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 米ネッテグリティは3月31日,複数Webサーバーへのシングル・サインオンを実現するソフトウエア製品「SiteMinder 4.6」の日本語版を発売する。それに先がけ2月10日,日本法人「日本ネッテグリティー」を設立。日本市場で積極攻勢をかける環境を整える。

 SiteMinderを使えば,認証が必要なWebサーバーそれぞれにユーザーIDとパスワードを入力する必要がなくなる。ユーザーの種類により,表示するページを変えることも可能。製品はアクセス権を一元管理する「ポリシー・サーバー」と,Webサーバー側に常駐しアクセスを制御する「Webエージェント」で構成する。

 SiteMinderの特長は,「対応するWebサーバーの多さ」(代理店となるネットマークス)と言う。シングル・サインオンの対象となるWebサーバーは,マイクロソフトの「Internet information Services(IIS)」,米iプラネットの「iPlanet Web Server」(Windows NT/Solaris/AIX/HP-UX),米アパッチ・ソフトウエア・ファウンデーションの「Apache」(Solaris/Linux),ロータスのドミノの4種類。競合する米エンコマースの「getAccess」はII SとiPlanet Web Server(Windows NT/Solaris)に限られる。

 日本語版では,ユーザー・インタフェースやポリシー・サーバーに格納できる情報を日本語化する。代理店も2000年7月からのニッセイ情報テクノロジーに加え,2001年1月に東芝情報システムが営業活動を始めている。3月の日本語版発売に向けて,国内販売代理店はネットマークスなど6社前後になる模様。価格は代理店によって異なるが「日本語のイントラネット版で1000ユーザーの場合が750万円」(ネットマークス)。

 米国ではシスコ・システムズが,調達用のエクストラネットでSiteMinderを導入するなど,シングル・サインオン製品市場が広がりつつある。2000年度の米ネッテグリティの売り上げは前年度の4倍強,2146万ドルに達した。日本ネッテグリティーは2001年内に7億円の売り上げを目指すという。

(阿蘇 和人=日経コミュニケーション)