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 KDDIは2月19日,ADSL(asymmetric digital subscriber line)技術をアクセス回線に使った企業向けのインターネット・サービスを3月1日から提供すると発表した。ユーザーにグローバルIPアドレスを8個,固定的に付与するのが特徴。日本テレコムなど競合事業者が同様のサービスを提供しており,KDDIも追随した格好だ。

 ユーザーは,割り当てられたIPアドレスを使って,企業内に設置したサーバーで外部からのアクセスを受け付けることができる。当初の提供エリアは,埼玉県の川口市など3市と千葉県の浦安市など3市および東京都内の20区だが,各エリアとも全域ではなく一部地域にとどまる。メニューは,下り(電話局からユーザー宅方向)最大512kビット/秒,上り最大224kビット/秒の「Business-ADSL512k」と,下り最大1.5Mビット/秒,上り最大512kビット/秒の「同1.5M」の2種類を用意した。

 月額利用料はインターネット接続料を含みKDDIが設定する。具体的には,Business-ADSL512kは,電話線(銅線)を電話サービスと共用する場合で2万9800円,電話と共用しない場合は3万1700円である。同1.5Mは電話と共用すると5万1800円,共用しない料金は5万3700円である。

(吉野 次郎=日経コミュニケーション)