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 シスコシステムズは2月19日,セキュリティ機能を強化した11Mビット/秒の無線LAN製品「シスコ エアロネット350」シリーズを出荷した。アクセス・ポイント製品とPCカード版の無線LANインタフェースで構成する。価格はアクセス・ポイントが20万5000円,PCカード版インタフェースが3万1000円。ドライバ・ソフトウエアの稼働OSは,Windows,MacOS,Linuxなど。4月には,PCIカード版の無線LANインタフェースなどの出荷を予定する。

 エアロネット350最大の特徴は,セキュリティ機能である。まず,外部に別途用意したRADIUS(remote authentication dial-in user service)サーバーを無線LANのユーザー認証に利用できる。RADUISで一元管理することにより,個別にユーザー認証機能を用意する場合と比べて運用コストを削減できる。次に,アクセス・ポイントとの暗号化通信において,ユーザーによる個々の無線接続ごとに異なる暗号鍵を生成できる。これにより,固定の暗号鍵を使い続ける場合と比較して,第三者によるデータの解読や暗号鍵の漏えいの危険性が小さくなる。

 エアロネット350シリーズのアクセス・ポイントは,シスコ製スイッチなどと組み合わせることで,イーサネット・ケーブルから電源を供給できる。アクセス・ポイント専用の電源ケーブルと電源コンセントを必要としないため,設置場所の自由度が広がり,運用コストを削減できる。

(日川 佳三=日経コミュニケーション)