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 Linuxサーバー向けの管理ソフトを開発するホライズン・デジタル・エンタープライズは,データ・センターをターゲットにしたサーバー管理ソフトを3月27日に発売する。

 管理ソフトの名称は「HDE Management Suite for iDC」。サーバー・ホスティング・サービスを提供するデータ・センターを販売対象とする。HDE Management Suite for iDCは,データ・センター向けの管理ソフト「Management Tool for Superuser」と,サービスを受けるユーザー企業向けの「Management Tool for User」の2製品で構成する。

 Management Tool for Superuserは,データ・センターの管理者向けソフト。WebやFTPなどの各種サーバー設定,メーリング・リスト設定といった作業の実行権限を,データ・センターを利用するユーザー企業ごとに与える機能を持つ。これにより,データ・センター側の管理者はユーザー企業情報の保護やネットワークの設定,ソフトのインストールといった重要な項目のみを管理し,他の設定を企業システム担当者に任せる,といった使い方が可能になる。PentiumIII(800MHz)と256Mバイトのメモリを搭載したサーバー4台で,データ・センター内の約1000台のサーバーを管理できるという。

 Management Tool for Superuserは,データ・センター側で管理するサーバーの状況を一覧できる機能やソフトウエアのアップグレード,パッチ当て作業を一括してできる機能も持つ。OSは,Red Hat Linux6.2J,Turbo Linux Server 日本語版 6.1 に対応する。価格はオープンだが,「管理するサーバー50台で600万円程度」(ホライズン・デジタル・エンタープライズ)。サポートなどの費用が別途必要。

 ホライズンによると,既に3月をめどにサービスを開始する予定のキャリア系データ・センターで導入が決まっているという。

(蛯谷 敏=日経コミュニケーション)