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 バーテックス リンクは3月13日,既存のWebコンテンツをモバイル端末向けに自動変換するサーバー・ソフトを発表した。ソフトの名称は「CAFEMOON C3GATE Server」で,16日から出荷する。Javaアプリケーションなどを開発するインプローブ・ネットワークスと共同で開発した。

 CAFEMOON C3GATE Serverは,現在インターネットで提供中のWebコンテンツを,NTTドコモのiモードなどのインターネット接続可能なブラウザフォンや携帯情報端末(PDA)でも閲覧できるように変換するソフト。同製品を搭載したサーバーを,Webコンテンツを格納したサーバーのフロント・エンドに設置する。コンテンツ利用者がアクセスするたびに,端末を識別して最適な画面サイズやグラフィックスの表示機能,データ・サイズにコンテンツを変換して送信する。そのため,Webコンテンツ所有者は,既存のコンテンツを修正せずにさまざまなモバイル端末に提供できるようになる。

 具体的には,HTML(hypertext markup language)で記述されたファイルを,携帯電話であれば,NTTドコモのiモード向けにはコンパクトHTML,J-フォン・グループのJ-スカイにはMML(mobile markup language),KDDIなどのEZwebにはWML(wireless markup language)で記述されたフォーマットに変換する。PDAではシャープのザウルス,米マイクロソフトのWindows CE対応機種向けに,画面サイズや画像フォーマットなどを調整する。
 
 製品は,(1)標準タイプの「CAFEMOON C3GATE Server Standard Edition」,(2)複数のWebサーバーを接続でき,一度変換した画像データをキャッシュする機能を持つ「CAFEMOON C3GATE Server Enterprise Edition」,(3)日本IBMのアプリケーション・サーバー「WebSphere Application Server」に対応する「CAFEMOON C3GATE Server for WebSphere」--の3タイプがある。このうち「CAFEMOON C3GATE Server for WebSphere」は6月出荷予定である。

 価格は,サーバーが搭載するCPUの数により異なる。1CPU当たり,「CAFEMOON C3GATE Server Standard Edition」が50万円,「同 Enterprise Edition」が150万円,「同 for WebSphere」が200万円。
(蛯谷 敏)
(日経コミュニケーション)