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 アルガステクノロジーズは14日,プロジェクト単位のセキュリティ維持を可能にするグループウエア「Safe-Project」を3月27日に発売すると発表した。同製品はWebベースのサーバー・ソフトで,ブラウザを使うユーザーからのアクセスを受け,Webメールなどの機能を提供する。

 Safe-Projectは,データの暗号化と認証によりセキュリティを確保。指定したプロジェクト・メンバーだけが特定の情報にアクセスできる機能を備える。あらかじめ承認を受けていれば社外のメンバーでも,社内メンバーと同様にデータ共有などが可能になる。その一方で,サーバー内のデータはすべて自動的に暗号化されるため,システム管理者であっても,プロジェクト管理者などの承認を受けなければサーバー内にあるデータにアクセスできない。

 サーバーからクライアントまではすべてSSL(secure sockets layer)で暗号化し,ネットワーク上でのセキュリティを確保する。このため,Safe-Projectだけで社内の情報を共有する企業は,ファイアウォールを設置しなくてもよい。ユーザーの認証はIDとパスワードで実施。総当たり攻撃による不正アクセスを回避するため,ログイン時のエラー回数に上限を設定する機能も備える。

 OSはLinuxをベースにして,セキュリティを確保する上で不要な機能を外したもの。あらかじめCD-ROM内に添付してあり,Safe-Projectのインストールと同時にサーバーに組み込む格好になる。Safe-Projectが持つグループウエアの機能は,(1)Webメールの「Safe-Mail」,(2)自分専用のデータをサーバーに蓄積・保存できる「Safe-Box」,(3)複数ユーザーで情報共有が可能な「Safe-Room」,(4)電子会議室の「Safe-Talk」--の4種類である。

 アルガスはSafe-Mail,Safe-Box,Safe-Room,Safe-Talkをパッケージ化した「フル・パック」とSafe-MailとSafe-Roomだけの「セレクト・パック」の2種類を販売する。価格はフル・パックが100ユーザーで71万8000円。パッケージ販売以外にも,アルガスがASP(application service provider)となり同ソフトウエアの機能を提供するサービスも計画する。
(松本 敏明=日経コミュニケーション)