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 ファミリーネット・ジャパン(FNJ)は3月16日,2.4GHz帯の無線を使った高速インターネット接続サービス「サイバーホーム・ワイヤレス」の受け付けを開始する。サービスを提供する地域は,東京都内2カ所の大京ライオンズ・マンションの周辺住宅で,サービスの開始は4月中。通信速度は最大1Mビット/秒,通信料金はインターネット接続料を含み,月額4980円である。

 FNJは,2000年10月に設立された大京とNTT-MEの合弁会社。主に大京のマンションを中心に,マンションおよび周辺住宅に定額で常時接続のインターネット接続サービスを手がける。マンションの住人に対しては,インターネット接続サービス「CYBERHOME」(サイバーホーム)を2001年2月から提供中。CYBERHOMEでは,電話回線での高速データ通信を実現する「HomePNA」(home phoneline networking alliance)技術をマンション構内で利用している。

 今回,FNJがサイバーホーム・ワイヤレスを開始するのは,すでにCYBERHOMEを提供している「ライオンズマンション荒川公園」(東京都荒川区)と,「ライオンズガーデンテラス竹の塚」(同足立区)の周辺地域。それぞれ半径約400m以内の距離にある住宅が対象となる。

 サイバーホーム・ワイヤレスで利用する無線回線は,NTT-MEの関連会社の第一種電気通信事業者であるワイヤレス・インターネットが提供する。マンションの屋上に無線基地局を4基設置し,ユーザー宅に設置したアンテナと無線回線で接続する。マンションからは専用線でNTT-MEのインターネット・バックボーンに接続する。無線回線の実効速度は無線基地局1基当たり約1Mビット/秒で,これを最大50ユーザーで共用する。マンション周辺で最大200ユーザーを収容する。また,マンションからの専用線は,CYBERHOMEのユーザーと共用する。

 FNJは,今回の募集をテスト・ケースとしており,今後も首都圏を中心にサービスを拡大していく構え。具体的なサービス・エリアは,同社のWebサイト(http://www.fnj.co.jp/)で順次公開する。
(野沢 哲生=日経コミュニケーション)