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 NTT東日本およびNTT西日本(NTT東西地域会社)は4月6日,市内電話サービスの料金を3分8.8円から8.5円に引き下げると発表した。電話会社選択サービス「マイライン」の開始に合わせて5月1日に実施する。値下げによる減収は通年で,NTT東日本が約130億円,NTT西日本が約120億円。

 NTT東西地域会社が市内電話料金の引き下げを決めたのは,大手通信事業者の相次ぐ料金値下げに対抗するため。日本テレコムが3月27日に,5月1日から参入する市内通話サービスの料金を3分8.8円から8.5円に引き下げると発表したことを受けて,各社が一斉に値下げに動いたからだ。KDDIは4月2日に,NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は4月3日に市内電話料金を3分8.5円に値下げすることを発表。東西NTTもこの値下げに追随した格好である。これにより,全国で市内電話サービスを提供する大手事業者の市内料金は3分8.5円で横並びとなった。

 タイムプラス,INSタイムプラス,エリアプラス,INSエリアプラスの割引適用通話料金についても今回の値下げの対象となる。また,NTT東西は5月1日から,INSタイムプラスの月額定額料金を350円から200円に値下げする。

 関東地方でサービスを提供する東京通信ネットワーク(TTNet)も4月6日,市内通話料金を3分8.7円から8.4円に引き下げることを正式に発表した。同社はすでに3月30日の時点で,3分8.4円への値下げ方針を明らかにしていた。同社は値下げによる減収を通年で約6億円と見ている。
(川崎 慎介=日経コミュニケーション)