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 NTT西日本とNTTメディアサプライは,マンション向けに特化したインターネット接続パッケージ商品を共同で提供する。販売開始は5月1日。

 このパッケージは,(1)マンション内にLAN環境を整備する「マンション内LANソリューション」と,(2)NTT西日本のインターネット常時接続サービス「光・IP通信網サービス」や「フレッツ・ADSL」などを使ってインターネット接続環境を構築する「インターネットコミュニティサービス」――の二つで構成する。

 マンション内LANソリーションでは,セキュリティ面を重視したLAN設備を構築する。具体的には,LAN上の特定のノードだけで仮想的なグループを作るバーチャルLAN(V-LAN)技術やファイアウォールを使って,入居者間の情報漏えいやマンション外部からの不正アクセスを防ぐ。また,マンション内のLAN配線には,構内電話線を利用して最大10Mバイト/秒の通信を実現する「HomePNA」技術を選択可能。LANの専用配線を持たないマンションなどでのLAN構築を容易にする。

 インターネットコミュニティサービスでは最大10Mビット/秒の光・IP通信網サービスをアクセス回線として利用する。ただし,同サービスが未提供の地域ではフレッツ・ADSLや他の常時接続サービスも選択できる。

 標準的なマンションの場合の提供価格は,導入時にマンション内LANソリューションが1戸当たり8万円,インターネットコミュニティサービスが1棟当たり50戸として25万円。月額利用料金は,1棟50戸として1戸当たり2500円。月額料金はNTTメディアサプライに対するインターネット接続料金を含む。実際はマンションごとの個別見積もりとなる。

光・IP通信網サービスなどの高速回線を用意するだけでなく,入居者同士のコミュニケーションを支援するなどのソリューションを提供し,他のインターネット・マンションとの差異化を図る。初年度の販売目標は8400戸。

(閑歳 孝子=日経コミュニケーション)