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 NTT-MEは4月26日,IP電話サービスを5月1日に開始すると発表した。加入電話網から利用できる個人向けの「Love ME Call」と,同社のIP-VPN(仮想閉域網)サービス「XePhion」を利用するユーザー企業向けの直収型IP電話「XePhionボイスダイレクト」の2種類を用意する。

 Love ME Callは,全国55カ所に設置したNTT-MEのアクセス・ポイントに電話をかけてから,相手先の電話番号を発信して接続する仕組みのIP電話サービス。ユーザーが利用するには,利用する電話の電話番号をあらかじめ登録する必要がある。

 通話料金は90秒ごとに16~30円。例えば,関東甲信越地域から発信する場合,NTT-MEが指定したサービス・エリアへの通話は90秒16円,エリア外へは同30円となる。サービス・エリアは,関東甲信越地域と全国の県庁所在地および政令指定都市。アクセス・ポイントまでの通話料は無料である。このほか,別料金体系でプリペイドカードを利用するメニューも用意する。

 全国規模のIP電話はフュージョン・コミュニケーションズが4月から3分20円で開始している。フュージョンの料金と比較すると,関東甲信越地域からサービス・エリアに90秒以内の通話をする場合に限り割安である。

 企業向けのXePhionボイスダイレクトは,XePhionのアクセス・ポイントまで専用線を引き,内線電話を実現するサービス。外線発信も可能で,通話料金は90秒10円から。VoIP(voice over IP)ゲートウエイなどの機器は,ユーザーが用意する。NTT-MEでは,米シスコ・システムズと沖電気工業のゲートウエイで動作することを確認している。

 さらにNTT-MEは,5月下旬にIPベースのビデオ会議サービス「XePhion電子会議サービス」と,音声応答サービス「XePhionメディアチャネルサービス」を開始する予定である。

(島津 忠承=日経コミュニケーション)