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 米国の通信機器ベンダーであるアバイアは,米国ラスベガスで開催中の「NetWorld+Interop 2001 Las Vegas」でFTTH(fiber to the home)向け製品を出展した。FTTHサービスに見立てた光ファイバを使って映像を伝送するデモも実演(写真)。センター側にMPEG-2のビデオ配信装置を設置して,IPマルチキャストでユーザー宅に置くセットトップ・ボックスに映像を配信した。

 デモで利用したFTTH製品は,アバイアの大型LANスイッチ「Cajun P880」とそのモジュール。ユーザー宅につながる光ファイバをCajun P880のFTTHモジュールにつなげば,100Mビット/秒通信を実現できる。アバイアは,このFTTHモジュールを6月にも正式発表する予定である。

 Cajun用のFTTHモジュールの特徴は,1心の光ファイバで双方向通信を実現する点。送信方向の違いにより波長を変えて多重している。一般に光ファイバを使う通信では,送信側と受信側それぞれに1心ずつ光ファイバを使う。FTTHでは,ファイバを引き込むユーザー宅が膨大な数になる可能性がある。各加入者宅に2心ずつ光ファイバを敷設するケースに比べ,1世帯当たり1心のファイバで済むアバイアの製品は,敷設/運用コストを削減できるというメリットがある。

(中川 ヒロミ=日経コミュニケーション,米ラスベガス発)